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ユニクロ(UNIQLO)の柳井正社長について

2014.05.10 Saturday

JUGEMテーマ:ショップブログ



上記の写真の方は言わずと知れた「ユニクロ」や「GU」などを展開している「ファーストリテイリング」の柳井正社長です。日本を代表する「カリスマ経営者」と言われている方です。

会社を急成長させユニクロを世界でも屈指のアパレルブランドに押し上げた方ですから、あらゆる面に秀でた方だと思います。そうでなければ会社をあんなに大きくすることは到底出来ません。したがってこの方の「スゴイなあ」と思う部分はたくさんあるのですが、私が特に1点だけ注目した部分があります。

それは…


「ベーシック」

です。


ユニクロはアパレル産業を担っている訳ですが、誤解を恐れずにかなり偏った見方をすれば「ファッション」ではないのです。

例えば私はユニクロの黒の無地の普通のデザインのTシャツを持っていますが、これにファッション性は殆ど無いですよね?だって黒です。無地です。普通の形です。つまり、ユニクロは初めからファッション性で売ろうとはしていないのです。ではどうやって売ろうとしているのか?例えば、「縫製がしっかりしている」、「生地がしっかりしている」、「肌触りや着心地が良い」、「軽い、温かい、涼しい」、「24色のカラーの中から好きな色を選べる」、「それだけしっかりしているのにリーズナブルな価格」といったもの、つまり「ベーシック」です。


これってスゴイことだなと私は思うのです。だって普通アパレルと言えばファッションだと思うじゃない。それを

「うちはアパレルだけどファッションじゃない。ベーシックだ。」

と言ってのけた。強烈な自己主張だと思うのです。そして言ってのけただけじゃなくてあれだけ上手く事業展開してみせました。普通はみんなアパレルはファッションだと思うのでベーシックなところは「ガラ空き」でした。しかもニーズはあった。

「服装に大したこだわりはない。そこそこ低価格で普通のものであればいい。」

というニーズを見事に捉えて急成長しました。



ただし「ベーシック」を実現させるためには色々な方策が必要でした。有名な話ですがユニクロの服は中国で製造されています。人件費が安いためです。ユニクロは商品の企画、デザイン、製造、流通、販売までを自社で行う「製造小売」と呼ばれる事業スタイルです。自社で製造から小売までを一貫して行うことによって商品の品質を高め、それでいて価格は下げることができた訳です。さらに在庫管理の技術や流通の効率化、大量に生産し大量に売ることでボリュームを確保したこと等によってあのリーズナブルな価格が実現出来ています。



付け加えて言っておきますと「ベーシック」で急成長してきたユニクロですが、近年はファッションも取り入れてきています。先ほど無地の黒Tシャツの例を出しましたが、今では様々なキャラクターや企業とコラボしたプリントTシャツを販売したりしています。また、世界中から有脳なデザイナーを採用しているようです。数年前にはドイツの著名デザイナーのジル・サンダーと組んで「+J」というブランドで販売していましたよね。ただし、「+J」はあまり上手くいかなかったようです。

 

ユニクロのビジネスモデル ※ファーストリテイリングのホームページから転載

ユニクロは、企画から生産・販売までを一貫して行うSPA※(Specialty store retailer of Private label Apparel:アパレル製造小売り企業)のビジネスモデルを確立しています。
独自商品の開発による他社との差別化、販売状況に応じた機動的な生産調整、賃料や人件費を抑えたローコストな店舗経営に研きをかけ、「高品質で低価格の商品」を提供しています。





アパレル…衣類、衣服
ファッション…流行している服装
ベーシック…デザイン、柄、色に凝っていないシンプルな服装

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